ディープブルーデー

それでいーの

スーパーなマリオの世界にあこがれて

ミニスーファミことニンテンドークラシックミニ スーパーファミコンが発売されました。 スーパーファミコンはゲームをよくやっていたころの思い出のゲーム機。そしてスターフォックスという大好きなゲームの続編―ほぼ完成しながらもオクラ入りになった幻のソフト、らしい―が今回このミニスーファミに収録されることを知り、購入してしまいました。

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いまは昔、年末恒例大掃除で我が家の電球を交換することになり、いかにもまちの電器屋といったたたずまいの店までテクテク歩いて買いに行きました。 雪の降りそうなどんよりとした曇り空、そんな日の午後。

お店に入って電球を選んでいると少し離れたテレビ売り場からヒヒヒホヒヒヒホヒーポという楽しげなメロディが聞こえてきます。のぞき込むようにそちらを見るとスーパーマリオワールドのカセットが頭につきささった大きなテレビ*1がタイトル画面のデモをくりかえし映し出していました。

スーパーファミコンが発売されたばかりのころは人気でどこも品切れ状態。欲しくても買えなかったと記憶しています。このテレビとスーパーマリオワールドが我が家にあったら冬休み中うんと遊べるなあ、とその場でしばし妄想しますがもちろんそれらが買えるような大金はありません*2

いつの日かスーパーファミコンスーパーマリオワールドを手に入れてぞんぶんに遊んでやるぞと子供らしい野望をいだきつつ、まちの電器屋を去ります。電球は忘れずに買いました。

それから数年たち、ようやく念願のスーパーファミコンを手に入れます。スーファミのソフトは高かったですがお金をためて自分で買ったりまたは友達に借りたりして、いろんなゲームをプレイしました。冒頭にも書いたようにゲームをよくやっていたころですからどれもとてもいい思い出になっています。

さてスーパーマリオワールドですが・・・じつはなんだかんだで今までプレイする機会がありませんでした。それなのでミニスーファミでマリオのタイトル画面を映し出したら、まちの電器屋であこがれたあの瞬間にちょっとタイムスリップ。

「やっとプレイできるね」

*1:シャープのSF1

*2:しつこいですがテレビはシャープのSF1. ウィキペディアで確認すると13万3,000円でした